オケコンの会場では、歴代FFの楽曲がBGMとして流れていた。どうやら過去のコンサートの楽曲っぽい。曲が終わると拍手の音もしてたからたぶんそうだろう。
会場内には天野さんの展示絵があって、列に並んで写真を撮れた。
私ももれなく撮ってきた。でも写真を載せていいのか分からないから載せないね。
オケコンには初めて参戦したけれど、ステージ上のスクリーンにゲーム画面が出る演出に驚いた。
そしてゲーム画面にあわせた曲が演奏される。まるでゲームをしているかのような感覚だった。
さて、曲についてはさすがに記憶が飛び飛びなので、覚えているところだけ書いていく。
FF1~6のバトルメドレーは盛り上げ方がすごいなと思った。バトルという共通のテーマで表現の分け方が難しいはず。
なのにFF4で優しくて穏やかで雄大なバトルが流れたのには感動した。
そこからFF5のバトルに繋がれて、燃え上がるとはまた違うような、強い風が吹くようなバトルが始まった。
更にそこからFF6の小気味良いバトルに流れる。とてもテンポがよくて、これもまた他とは違うバトルだった。
FF8のオープニングは、コーラスの人がまるで本当にゲームから出ているかのようだった。ゲームの音源だよと言われても信じてしまいそうなほどに、凄まじいコーラスだった。
これから物語が始まるというワクワク感を覚え、コーラスに圧倒され、ちょっとホロリと涙が出た。
涙といえば、柔らかい涙がこぼれてしまった。『素敵だね』である。
しかもオリジナルボーカリストRIKKIさんの歌唱だ。
透明感のある歌声で、物語の儚さを伝えてくれた。
目頭が熱くなって、涙がこぼれてしまった。
今回はRIKKIさんだけでなく、白鳥英美子さんも歌った。もちろん『Melodies of life』をだ。
どこまでも美しい歌声で、命は続いていくということを教えてくれた。
無論こちらもホロホロ泣いてしまった。泣くでしょ。
アンコールは『ザナルカンドにて』。誰もが耳にしたことがあるであろう名曲だ。
ゲームではピアノのみで演奏されているこの曲。オーケストラになると更に迫力が増す。
ザナルカンドを目指して旅をしたティーダたちの儚い気持ちが伝わるようだった。
ちなみにもう1つのアンコール曲は「え、その映像とあわせるの!?」という感じだった。それとあわせるんだ!?
あっという間に終わってしまったオケコン。どれも素敵な曲ばかりで心に響くアレンジで。
ずっと息が詰まって、曲が終わるたびに小さく息を吐いた。
特に印象的だったのは、FF4のバトル曲が原曲よりもだいぶ優しくけれど雄大になったことだ。
音楽にはまだまだ色んな楽しみ方があるのだと知った。
いつかまたどこかで聴けたらいいな。