膝のまえのホニャララ

~病気でも人生を楽しくするオタク女のブログ~

元KAT-TUNファンがKAT-TUNのライブに行ってきた【感想】

元KAT-TUNファンがKAT-TUNのライブに行ってきた【感想】


すみませんKAT-TUNのファンクラブにも入ってなかったのにファン名乗ってました昔。本当に申し訳ない。

そんな元ファンが、KAT-TUNのライブ『KAT-TUN LIVE TOUR 2022 Honey』に行ってきました。

 

そもそもだけどライブに行くのは人生で2回目な気がする。それにジャニーズのライブは初めて。

今回のライブに行こう! って決めたのは、コンサート公演日の1週間くらい前だったから、グッズを買える余裕もなかった。初めて手作りうちわを作った。

ちなみに今回、KAT-TUNのライブに行こうと思ったきっかけは「人生むちゃくちゃだ!!何かライブに行って楽しみたい!!」という願いからだった。そして運よくKAT-TUNの福井公演が取れた。

 

(あと今更だけど、ライブのネタバレ入ります。気をつけてね。)

 

 

 

ライブ会場に入ると、今回のアルバム『Honey』に入ってる曲のインストバージョンがずっと流れていた。オシャレな曲ばかりが流れてきて、KAT-TUNの雰囲気も変わったんだなぁなんて思った。

とはいえアルバムのタイトルがHoneyというくらいだから、ちょっと甘い感じに寄せてるのかなとも思ったけども。(のちにライブ中で、今回のアルバムはオシャレな感じにしたとメンバーの口から語られた)

 

そして開演時間になり、ライブが始まった。

ステージに映像が流れたあと、メインステージにKAT-TUNの3人が現れた。

私はファンクラブではなく一般でチケットを購入したから、ステージから席は遠かった。

しかもメガネをかけてるのに矯正視力すら悪いので、正直なところKAT-TUNの3人がよく見えなかった。

でも、そこにKAT-TUNがいるんだと思うと嬉しかった。『Ain't Seen Nothing Yet』の甘やかさに思わず泣きそうになった。これアルバムで聴いてたときから好きなんだよね。

 

曲によってはセンターステージまで来てパフォーマンスを披露する3人。

どの曲も楽しくてリズムにあわせてめちゃくちゃ体を揺らしてしまった。なのでときどき我に返って、なるべく体を動かさないように気を付けた。マジでめちゃめちゃ動くからだ。

KAT-TUNのメンバーが花道をトロッコで移動するときには、手も振ってもらえた。周りの子たちもみんな手を振っていた。すごく良いなって思った。もちろん私も振った。

 

なんか全然記憶がない。上田くんのソロの紙吹雪が綺麗だったなとか、中丸くんのすごい光線とか、亀梨くんの部屋のセットとか。

あとめっちゃ火が出てきた。心なしか温かくなった気がした。

というか火だけじゃなくて水も出てきて、もうやりたい放題じゃんって心の中でつっこんじゃった。

てか『LIPS』の舌なめずりっていうのかな、あれ押さえ目でしたか!?

 

今回のアンコールで聴けた『Real Face』もとてもカッコよくて、ずっと聴き入ってしまった。やっぱりデビュー曲は格別なんだろうなって思った。

ついに私もK! A! K! A! K! A! T! T! U! N! できた。夢のようだった。

『UPDATE』はアルバムで聴いたときから、絶対にアンコールで聴きたいと願ってたから聴けてよかった。切ないと明るいの狭間って感じで好きなんだよね。

ライブはすごくあっという間で、全然記憶がない。

 

そうそう。ライブでは、今回のアルバムの曲だけでなく、昔の曲も歌ってくれた。

私の大好きな『Keep the faith』が始まったとき、喜びに目を見開いた。

でも正直なところちょっと寂しかったし、ちょっと後悔した。

『Keep the faith』を6人で歌うところが見たかったし、ちゃんと見に行けば良かったって。

 

 

 

私がKAT-TUNのファンを名乗っていた頃、KAT-TUNは6人だった。

冠番組『カートゥンKAT-TUN』がやっていた頃だ。当時私は高校3年生で受験生だった。

私はとても地味な感じの子だったので、ジャニーズが好きとは言えなかった。恥ずかしくて家族にも言えなかった。

なので毎週水曜日の深夜、ガラケーのワンセグでこっそり『カートゥンKAT-TUN』を見ていた。

番組の内容を全部を覚えてるわけじゃないし、なんならほとんど忘れかけてるけど、それでもちょっと覚えてるものがある。

 

田口くんの入口出口田口ですのギャグに笑うゲストさんが多く、KAT-TUNのみんなが田口くんに向かって「それ鉄板にした方がいいよ!」と盛り上がったこと。

 

母親が赤西くんのファンというしょこたんのリクエストで、赤西くんがFF7のセフィロスのコスプレをしてファイガと唱えたこと。

 

ゲストさん持ち込みのゲームで「田中!サンタ!」と言って失敗になっちゃった上田くんの腕を、笑いながら田中くんが優しそうに引っ張ったこと。

 

バンジージャンプが怖すぎて30分飛べない中丸くんがめちゃくちゃいじられて、中丸くんが「じゃあお前やれよ!」って亀梨くんに言ったら、亀梨くんが「いいよ」と二つ返事であっという間にバンジーを飛んでしまったこと。

 

だいぶ薄れてしまったけど、思い返せば色んな記憶がある。どの回も楽しくて、受験生の頃は本当に支えになった。

あの頃はまさかKAT-TUNが3人になるなんて想像もしなかった。

当たり前だけど、今のKAT-TUNもまぎれもなくKAT-TUNだ。というかKAT-TUNはあの3人以外いない。(部外者の私が何を言ってるんだって話だけども)

でも心のどこかに寂しさが残ったのも事実だ。3人でのパフォーマンスが良かったからこそ、6人で歌ってるところも見たくなってしまった。

 

 

 

さて。こんなふうに未だに6人に囚われてるわけなんだけど、寂しさも生まれてしまったけど、それでももちろんライブは楽しかった。

私が一番好きなのは上田くんだ。生で見る上田くんのパフォーマンスはとてもカッコよくて、思わず「夢女になる」って心の中でぼやいてしまった。(夢女になるって何?)

私が好きになったときの上田くんは甘栗時代のベリーキュートの頃だったので、今の上田くんのカッコよさは本当にわけが分からなくなりそうだった。振り幅が大きすぎるんよ。

 

とても楽しいライブだった。高校3年生のときの私に「KAT-TUNのライブに行けたよ」と伝えたら、きっと喜んでくれると思えるほどに。

ただ想像以上に、自分が6人時代のKAT-TUNを好きだったということにも気付いてしまったのは、複雑なところではあるけれど笑

推しは推せるときに推せ、とはよく言うけども、見に行けるうちに見に行った方がいいぞ、マジで。

見たいものが見れるのは、確約されてない。

 

 

 

うだうだ言っちゃったけど、今日も明日も前向きに、楽しく生きていきたいと思った。

KAT-TUNに元気をもらったのだから私も頑張って生きていくのだ。

では!!