MRIって何?
病人の膝野まえ(@hizano_mae)です。
双極性障害という精神疾患(メンタル疾患ともいう)にかかっていて、定期的に精神科に通院してます。
まぁそれは置いといて、筋トレのしすぎで足を痛めたので、整形外科に行ってきました。
そこで人生で初めてMRI検査を受けたので、レポートを書いてみました。
うん、MRI検査を受けるのは、最初は怖いけど、大丈夫。あとお金必要ですホント。
MRI検査とは?
ざっっっっくり言うとMRI検査とは『体の断面図を撮影して、異常がないかを確認する』検査のこと。
んで、その検査をするときに患者が入る機械のことを、MRIといいます。
同じような検査ならCTスキャンでもできるらしいのですが、CTは微量ながら被ばくするのに対し、MRIは被ばくがないんだとか。
CTでは“ X線”を使って画像を得るのに対し、MRIは大きな磁石による“ 強い磁場”とFMラジオに使われているような“電波”を使って画像を得ます。そのため、MRIは放射線による被ばくがなく、小児や健常な方も安心して検査を受けることができます。しかし、強い磁場を使っているため、CTには見られないMRIならではの制限や注意事項があります。
どうやらMRIは、磁力を使って検査するらしいんですよ。だから被ばくしないそうです。
(ここらへんの細かいところは素人調べだから、気になる人は自分で調べてね)
MRI検査を受けるまで
病院に行って、なぜMRI検査をすることになったのか?
そこにいたるまでの経緯を簡単に説明しますね。
(あくまで私が受けた病院での例です。他の病院だと異なるかも)
まずは医師との問診から
筋トレをしすぎて足を痛めた私は、遠く離れた整形外科(っぽいところ)に来た。
医師に症状を話したり、軽く足を動かしたりして「神経を見てみましょう」とMRI検査を受ける流れに。
このとき、MRI検査を受けるための問診票ももらいました。
MRIを受けるための問診票を記入
問診票にはさほど難しい質問は書かれておりませんでした。
大雑把ではありますが、下記のような質問に「はい」「いいえ」で答える形式です。
- 過去にMRI検査を受けたことありますか
- ピアスしてますか
- タトゥーありますか
- 閉所恐怖症ですか
「閉所恐怖症? どこか狭いところでやるのか? まあ大丈夫だろう」と高をくくって「はい」に丸をしました。
まさかあんなに狭いだなんて思いもよらず…(大丈夫でしたが)
あと、検査には30分くらいかかるから、先にトイレを済ませておきましょう。
MRI検査を受けた感想
MRIの仕組み?としては、台に寝て、トンネルの中に入れられるもようです。
お姉さんに言われるがまま、私は台に寝そべりました。
すると「何かあったらこのスイッチを押してください」と右手にスイッチを渡されました。
(え、これ、完全にロボットアニメでビームを撃つときに使うやつやん…?)
スイッチを持たされた私は、完全に準備ができました。
トンネルの中へ…!
………ハッキリ言います。MRI検査、閉所恐怖症の人はめちゃめちゃ怖いと思います。
想像以上に狭い…狭いッ!!!
さすがは問診票で「閉所恐怖症ですか」と聞いてくるだけあります。これは聞かないとまずいね。
どのくらい狭いかって、息を吐いたらすぐに空気が跳ね返ってくるほどの狭さ。
圧迫感が尋常じゃありません…
私は閉所恐怖症ではないんですが、本当に怖くて「もしや気付かなかっただけで、私は閉所恐怖症だったのか…?」と自分を疑ってしまいました。
それほど狭くて怖かったです。
結構怖くて、手元のスイッチを押してしまいそうになりました。
ところでMRIの検査中は、目は開けてても閉じてても良いそうでして。
そうですね、目は閉じてるのが幸せだと思います。
私は目を閉じて、頭の中でひたすら歌を歌い続けました。
………歌い続けること、しばらく。
最初は狭くて怖かったMRIですが、やはり私は閉所恐怖症ではなかったようです。
圧迫感や閉塞感にも慣れてしまい、「夕飯は何にしようかな」と心に余裕まで生まれてきました。
というかほとんど目を閉じていたので、だんだん眠くなってきたんですよ。
検査が終わるまで約30分ほどかかったのですが、MRIが終わる頃には「もうちょっと寝かせてほしい」と思ってしまいました。
いやさすがに、あんな狭いところにずっといたいワケじゃないけども…
もしも検査に1時間ほどかかっていたら、普通に寝てたと思います。眠かったから…
(途中で患者が寝てしまっても大丈夫なんでしょうか?)
MRI検査を受けたあと
検査結果はすぐにわかる
MRI検査を終えて、数分したら再び医師の診察室に呼ばれました。
いや~最近の機械ってすごいね。
医師の机には、私の検査結果(モノクロの写真みたいなやつ)がもう貼られていましたよ…
「特に異常はないね」と言われ、あとはこういう薬がいいかも、みたいな話をして終わりました。
検査費用が高くてビックリした
MRI検査を受けたためでしょう…会計が9000円近くになったのは普通に驚きました。
もちろんMRI検査だけで9000円かかったわけじゃないですよ…?
医師の診察や薬の処方で、9000円のうちの2000円弱くらいはかかっているんですが…
いや~~保険適用されてもこんなにかかるとは…驚きです…
でもMRIの機械自体、めちゃめちゃ高そうだもんね…うん、納得した…
おわりに:怖くないかもしれないけどお金はかかる
閉所恐怖症の人でなければ、MRI検査は怖くないかもしれません。
しかし検査費用がかかるので、お金はしっかり持っていきましょう。
お金があれば、MRI検査は怖くありません。寝れるかもしれないしね、多分。
初めてのMRI検査に不安を覚えつつも、なんとかなって良かったアラサーからでした。
【参考リンク】