膝のまえのホニャララ

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デスノートの新作読切ネームがすごかった…【ネタバレ感想】

 

デスノートの新作読切ネームがすごかった…【ネタバレ感想】

ライトとLならどっちが好きとかいう話、したことありますか?

リュークが好きです、膝野まえ(@hizano_mae)です。

ジャンププラスに、デスノートの新作読切ネーム(まだ漫画じゃなくて、いわゆる下書きのような状態)が掲載されていたので読みました。

やっ…もう、ネームの時点で面白かった…。

 

というわけで感想を書きました。

ネタバレ感想なのでお気をつけください。

 

ネタバレ感想

リュークの人外っぷりがヤバイ

前作からそうだったけど、リュークは自分に不利益が被らないかぎり、絶対に人間の味方はしない。

(前作の話になるが、FBIが尾行していることをライトに伝えたのは、リューク自身が「自分が見られているようで気持ち悪い」から。決してライトを助けるためではない)

 

ニアとの一騎打ちで万事休すとなったライトが「助けてくれ」と言っても、助けるどころかライトの名前をノートに書けるような死神。

 

リュークは一応、ライトと何年も一緒にいたというのに、情が移るとか一切ないんだよね…そういうところが非常に人外。

 

んで、本作のリュークもやっぱり人外。

 

リュークが人間と関わる基準は『面白いかどうか』ってところだけで、情なんて一切ない。

ミノルに「さくらTVに行ってほしい」と頼まれてさくらTVに行くのも、『ノートを売るのが面白そう』だからなんだよね。

(リンゴを食べたい、というのもあるけど)

 

また、死神大王に怒られて『ノートを売買した物は死ぬ』というルールが追加されたことを、なぜミノルに伝えなかったのか?

理由は簡単で「約束は守らないといけない」「ノートを捨てたら二度と目の前に現れないでほしい」とミノルに言われたから。

 

これがもしリュークじゃなくてレム(なおかつノートの所有者がミサ)だったら「自分が教えないとミサが死ぬ。だから約束を破ってでも教えなきゃ」ってなるんだよ。

 

でもリュークは普通の死神で、人外だから、そういう人間的な配慮が一切ない。

 

(レムがミサを助けるのは特殊な例。このことは『特定の人間を助けるためにデスノートを使うと、助けた死神が死ぬ』ということからも、特殊だと言える)

すごいわ…今回のリュークも、夜神月を殺したときのままだった。

 

 

主人公はIQは高いが普通の男の子

主人公のミノルは本当に普通の男の子だった…いや、IQが高い時点で全然普通じゃないけどね。

でもライトと違って、本当に普通の男の子なんだよ。

 

リュークと初めて出会って腰を抜かしちゃって立てなくなったりとか。

(ライトは椅子から転げ落ちたものの、自力で立ち上がっていた)

 

「~なんですけど」という、若者っぽい言葉遣いとか。

(ライトは絶対に「~なんですけど」なんて使わないでしょ)

 

そういうところから、ミノルからは普通の男の子っぽさが溢れてる。

 

まあ、デスノートを使って一儲けしようと考えるあたりは、全然普通じゃないんだけどね。あまつさえ誰にも正体がバレなかったから、多分一番やばいのはミノル。

 

ただ、ミノルが普通の男の子でいてくれたからこそ、ライトのときみたいな殺人が一切起こらなかったんだなって思う。

 

ライトのように「世界を良くしたい」という強すぎる正義感を持っていなくて、IQが高かったからこそ、『ノートに名前を書くことなく、自分が幸せになる道』を選ぼうとした。

 

「落札した大金を1人占めにすると自分の正体がバレる…なら他の奴らにも分配しちゃえ!」って、なかなか思い浮かばないよね。

頭の柔らかさが光る閃きって感じがする…これがクイズ王か…

 

あと、ミノルが一番『普通』だなと思えるのは、彼の名前かな…

『夜神月』に比べるとミノルの本名『田中実』は、デスノートという物語の主人公のインパクトとしては欠けてるよね。

(ライトが個性強すぎるだけなんだがね。あと全国の田中実さん、気を悪くしたらすみません)

確か『夜神月』の名前って、「キラは凶悪犯罪者だから、現実にいる人と絶対に被らない名前にしたかった」という作者の配慮があるんだよ。

 

だから今回の読切の主人公は、普通の名前になったんだろうなって思う。

 

彼は徹頭徹尾、ノートに名前を書かなかったから。

 

 

デスノートは"書いてこそ"意味がある物

ミノルの計画は完璧だったのにな~。

まさか死神大王による突然のルール変更でお亡くなりになるとは~…

マジで予想外過ぎるんだよな、この展開…

 

それで思ったのが、作中におけるデスノートって『人の名前を書いてこそ』意味がある代物だってこと。

 

あのノートは『死神が人間から寿命をいただくためにある』んだよね。

しかし人間があのノートを使っても、寿命が延びることはない。

とはいえ、死神が使っても、人間が使っても、『ノートに名前を書かれた人間は死ぬ』ことは変わらない。

 

だからあのノートの根っこにある存在意義は『人の名前を書いて、人を死なせること』にあるのでは?

 

つまり今回のように『人の名前も書かずに売買する』のは、ノートに対して不敬な行為に値するんじゃなかろうか?

 

死神大王がいきなりルールを追加したのも、そういう意図があるんじゃないかなって思う。

だって、ライトがキラとして君臨してた頃なんて、死神大王は一切関与してこなかったやんけ…

「人間界であんなに好き放題にノートを使っていたライトは放置しておいて、ちょっと世界規模の売買をやっちゃっただけのミノルには怒るんですか!?」と私は驚きました。

 

あのノートは『人殺し』の道具としてしか、存在できないんよ。

 

 

今度こそ神になったキラ

今回の読切で、キラは完全に『神』になった。

これまでのキラは『悪人を裁く』だけの存在だったけど、今回のキラは『人に金をばらまいた』んだ。

 

すごいよ今回…血が流れていないし、誰も悲しんでいない。

(国のお偉いさんがたは悲しんでるかもしれんけど)

 

ライトがキラだった頃は「キラを悪人」呼ばわりする人もいたじゃん。

まあ実際にそうだけどね、罪のないFBIたちの名前をノートに書いたりしてたし。

 

けどαキラは違う。

 

競りで入金されることになったお金を、独り占めにするんじゃなくて他の人にもばらまいた。

 

こんなの誰がどう見たって神じゃんか。(お金もらえなかった人はドンマイだけど)

 

っちゅーかニアに敗北宣言させたのすごくない?

つまりαキラに『勝利』させたと言ってるわけじゃないですか。(ミノルはお金をおろした時点で亡くなったけど…)

あのライトでさえ、最後はニア(とメロ)にしてやられたのに、そう思うとミノルほんとにすごくない?

キラに『勝利』を与え、かつ『神』としての名を強く与えてしまったのは、普通の男の子だったんすよ…

 

 

ジャンプ本誌に掲載されるのが楽しみ

ネームの時点でストーリーが面白いのに、あれに絵がついたらもう面白いとかいう騒ぎじゃないよね、お祭りだよね。

ジャンプ本誌に掲載されるのが楽しみです…一体いつになるんだろうか…

 

デスノートの勢いすごかったよなぁと昔を懐かしんでるアラサーからでした。