膝のまえのホニャララ

~病気でも人生を楽しくするオタク女のブログ~

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京都国立博物館の特別展『京のかたな』(後期)に行ってきた

京都国立博物館の特別展『京のかたな』(後期)に行ってきた

大人になって日本刀を見に全国各地を旅するなんて、子供のころはちっとも想像していませんでした。

永遠の17歳になりたかった、膝野まえ(@hizano_mae)です。

全国各地どころか世界中の刀剣乱舞オタクが狂喜している『京のかたな展』に行ってまいりました。

前期も見に行けたので、心の準備はバッチリ!!という気分で行きましたが、二度目だからこそ感動してしまった感じもあります。

 

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今回のレポの内容は前回と同様、刀剣乱舞に出ている刀がメインです。ほぼそれですね…

前期にも展示されていた刀は、前回のレポで言及しているので、今回はあまり書いていません。あまり、というだけで、書いてないこともない…

ではでは、レポを始めましょう。

展示されていた刀

三日月宗近

今回の展示の顔なだけあって、もう一度しっかり見てきました。

浅くて優美な反り、と言われるように、しなやかな反りで美しかったです。

あの反りもお月様っぽいと思ったし、号の由来は反りからきてますと言われても、私は信じてしまいそうだ…

 

そんな三日月は、打除けが多いから三日月と呼ばれてるわけだけど、改めて打除けを見てみると結構多くてビックリしたわ。

 

え、前回もあんなに打除けあった?

 

あったはずなんだけど全然気付かなかった。ごめん三日月…というか前回の私は何を見に行ったの?

 

それにしても三日月の打除けを見るためには太ももが苦しくなるくらい屈んで、下から見上げることが大事なんだと気付かされました。

 

石切丸

後期から展示されている石切丸!

石切丸を最前列で見るために列ができていて、彼もまた愛されている刀なのだな~と感じました。

 

というか石切丸を打った刀工である有成って、どんな人物なのか全然わかってないのね…

どうやら有成の銘が入っている刀は、石切丸以外はないそうです。

だけど、石切丸のつくり(地鉄とか刃文)が三条や五条の刀と似てるから、そこらへんの刀工と繋がりがあるのでは?と考えられているんだとか。

刀剣乱舞くん、もし大太刀の極を実装したとして、実は石切丸は三条派じゃないとかそんなネタは入れてこないですよね…ないか…

 

んで、石切丸だけども、大きくてシンとした佇まいの刀でした。

直刃で、いかにも刀!

落ち着いた印象も受けたけど『一般に想像しやすい刀』でもあるなって思いました。

 

菊御作

刀剣乱舞には登場してないけど、菊御作についても話を書かせてくれ!!

確かニコ生で、末兼先生も言及されていた気がするけども笑

 

前期のときも菊御作は見たけど(レポには書かなかったけど)、茎と刀身の境目(ハバキのあるところ)に菊の文様が彫られていて、とても美しい刀たちでした。

菊御作の刀は何振りも展示されているので、みんなそれぞれの菊御作の菊をゼヒ見てほしいです。

刀によって花弁の数が違っているのが面白いし、その中でもなんとなくカワイイと思ってしまう菊の文様もあったりするので!

菊の文様以外にも、丁子乱れが美しい一振りもあって、見応えがありました。

 

信濃藤四郎

山形の致道博物館での展示を終えた信濃藤四郎が、京都の国立博物館にやってきてました。

相変わらず気品のある刃文で綺麗だった泣

 

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今回は人が多かったのであまりじっくり見れなかったのが残念…

ただ、信濃くんの隣が秋田くんだったので、秋田くんと見比べて信濃くんのお兄ちゃん感を味わってきました。これがオタクの楽しみ方よ。

 

骨喰藤四郎

刀身に彫られている倶利伽羅龍がカッコいい!!

それにしても刀全体が結構大きくてビックリしました。

特に周りに並んでいたのが短刀たちばかりだったので、余計に骨喰が大きく感じたのかも。

茎尻がバッサリ切られているような感じで、茎全体が長方形のようでした。

 

ところで骨喰って、銘が消えているから作者も不明だし、記録に残っている骨喰藤四郎が展示されているこの骨喰なのかも分からないそうです。

銘が消えてるからなんだろうけど、意外と分からないことが多いのね…

 

鯰尾藤四郎

骨喰藤四郎の隣に並んでいたの、ちょっと泣けてくる。

切っ先のところ、確かにふっくらしてた!

鯰の尻尾みたいかどうかは分からないけど(私が鯰の尻尾を見たことがないから…)、確かに特徴的なカーブだったと思います。

わりと直刃なのかなって見てたら、刀身の真ん中らへんはフワフワしてたかも。

ところで茎がやたら短いと思ったのは私だけだろうか…あれで掴めるのか!?笑

 

へし切長谷部

前期も見たけど、今回も見たかったのでじっくり見てきました。

三日月と一緒にこの展覧会の顔になってるへし切長谷部ですよ、そりゃ見ますよ。

 

それで今回思ったのが、あの星空みたいな刃文って、写真じゃ絶対に見えなくて、生じゃないと見えないんだってことです。

 

めっっちゃ屈んで、ゆっっくり横に移動しながら、へし切長谷部を見上げると、刃文がチラチラ光ったんですよ…

 

マジで星じゃん…三ツら星じゃん…

 

あんな風にチラチラとした光り方をしたのは、部屋のライトのおかげかもしれませんが笑、それにしたってまばゆい光だった…

 

無銘 伝長谷部

実は前期に見たときも良いな~って思ってた刀です。

もしかすると一番好きかもしれない笑

刃文は振幅が大きく乱れていて、丁子、互の目が入りまじっていました。

皆焼ってこんなにも綺麗なんだなと感じさせられた一振りです。

解説によると、長谷部派の典型のような刀だそうで!

長谷部派スゴいな。今度から長谷部の女になります。

 

短刀 村正

前期で展示されていた打刀の村正とは違うんだけど、なんかこの刀も刃文が怪しかったです!笑

切っ先にいくにしたがって乱れていくさまが、なおさら怪しかったというか…?

この刀も妖刀伝説に一役かったのかなーと想像すると、納得がいくというか。

だってなんか怪しいんだよね笑

 

河内守国助

波打つような刃文がとても美しくて、息をのみました。

パソコンで描いたかのような綺麗な曲線。パソコンを例えに使うあたり、風情がない。

単眼鏡で刃文を覗きながら横に移動すると、本当に波打ってるみたいに見えましたね…

のたれ刃文ってこんなに綺麗なんだ、と感じさせられる刀でした。

 

さいごに

オタクは見に行ってください

お金と時間が工面できるオタクは本当に見に行った方が良いです…

古作の再現を試しているうちに『隅谷丁子』という新しい刃文を思いついたとか、そんな素敵な話が生まれた刀もあるのです…

しかもその刃文が生まれたのは昭和なんです、つい最近なんですよ…

2018年11月25日(日)まで展示されているので、都合のつくオタクは早く…早く行ってくれさい…!

ちなみに15時頃だと、三日月宗近をじっくり見られました!!!

でもへし切長谷部はちょっと並んだ。

 

とにかく、都合のつくオタクは見に行って…平成最後の秋だし…

長谷部ロスが激しいアラサーの女からでした。ちゃんちゃん。