友人たちの結婚ラッシュが落ち着き、ぼちぼち出産報告が増えてきた。膝野まえ(@hizano_mae)です。
子供を育てている人を見ていると「私は親にはなれんな…」とよく思います。
もうわかるもんね、絶対に俺は毒親になっちまうって…
というわけで独身女性の私が親になりたくない理由を4つ挙げてみました。
これを読んだあなたにも、きっと「わかるわかる~!って共感できるものもあるはず。
親になりたくない4つの理由
自分の時間がなくなるから
私は自分の時間が大事です。
ご飯を食べる時間、寝る時間、ゲームする時間、Twitterをする時間、エトセトラエトセトラ…
でも親になったら、こういった時間の大部分を子育てにあてることになります。
ちなみに「自分の時間がなくなるから子育てしたくない」と言ったら「子育てが自分の時間になるんじゃん」と反論されたことがあります。
(この反論をしたのは、子なし独身の人でしたが…)
子育てしてる人で「子育てが自分の時間になった!」と言ってる人を、私は見たことがありません。(見かけたら誰か教えて)
逆に「子育てしてると自分の時間がない」って言ってる人は見たことがあります。
私は自分に使える時間がほしいです。
なので子育てに時間をとられるのは無理です。
他人の責任を負いたくないから
子供は、生まれてから18年は未成年ですね。
(2022年からは18歳が成人となるので、もしも今子供が産まれたら、成人するのは20歳ではなく18歳のときとなる)
未成年の子供が何かをしたら、親が責任を取らねばなりません。
私は他人の責任を負いたくないので、子供の責任も取りたくありません。
(なお私は『他人=自分以外』と解釈しているので、子供も他人です)
(子供とは自分ではなく、別の人格を持った、別の生命です)
んで、親って、色んなことで子供の責任を負わないといけないじゃないですか。
たとえば自分の子供が同級生の家に行って、車に石をぶつけたりしたら、どうしますか?
親が謝りに行くでしょう。車のガラスが割れていたら、弁償する必要だってあるでしょう。
「子供がそんなことをするのか?」と思う人もいるかもしれませんね。
私は知人にいますよ、子供のころに車のガラスを割っちゃったという人。
というか子供だからこそ、そういうことをやるのだと思います。
まだ物事の分別もついてないだろうし、好奇心だって強いでしょうから。
他にも。子供が「バイト先のアイスケースに入り、その写真をSNSにアップロード」した場合、何が起こりますか?
まず、バイト先のお店が炎上します。賠償費用だって発生するでしょう。
場合によっては閉店になるかもしれません。
そうなると、何千万と支払わなければいけませんね。親が。
子供の反抗期に耐えられないと思うから
子供が中学生くらいになって「うるせぇ!」って反抗しだしたら、悲しみます。
反抗期のお子さんがいる親のツイートを見たことがあるんですけど「毎日が最悪」(※意訳です)って書かれてました。
そりゃ最悪だと思います。
自分が手間も時間もありとあらゆるものを費やして育てている人間に「うるせぇ」「うざい」などの暴言を吐かれたら、そんなの嫌に決まっています。
けど世の中では「子供の反抗期は子供が自立する証なので、喜ぶべき」という論調が言われていますよね。
私も「子供の反抗期とか絶対に悲しいから子供いやだ」と友人(子なし)に言ったら、「反抗期なんてみんな通るじゃん」という返事をもらいました。
………親は悲しんでは駄目なんですかね。
親だって1人の人間なんですから、悲しんだっていいはずです。
『悲しみ』『喜び』といった感情は、理論から生まれるものですか?
当人が「悲しい」と感じればそれは『悲しい』ではないんですか?
絶対に毒親になると思うから
私はマジで毒親になると思う。もう目に見えてる。
きっと私は、子供ができたら心底その子を愛するんだろうなと思う。
とはいっても、子供が私の言うことを聞いてくれなかったら、普通に叩きそう。
わりと理不尽な理由で叩きそう。子供が私のご飯を食べたからとか、そういう理由で。
「愛してるから暴力は振るわない」こともあるでしょう。そっちが大多数だと思います。
でも「愛してるからこそ、子供が間違いを起こしたときは暴力を振るう」ことも、私の中には存在してるんですよ。
『子供が起こした間違い』というのは、きっと『私の言うことを聞かないだけ』とか、そんなことです。
「子供を愛してるから」という免罪符で、子供を自分の好きなように育てようとするのが目に見えてるんですよ、私。
明らかに毒親ルート確定なんすよ、私。
親にならなくても人は生きていける
親にならなくたって人は生きていけます。なので私は親になりません。
私が親になったところで、悲しい人間が生まれるだけだ。それなら最初から親になんてならない、ただそれだけ。
『親になる』選択をする人と、『親にならない』選択をする人がいる。ただそれだけ。