膝のまえのホニャララ

~病気でも人生を楽しくするオタク女のブログ~

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老人の自分、ボケたら「息子のナランチャがね!」とか言ってそう

老人の自分、ボケたら「息子のナランチャがね!」とか言ってそう

私は生涯、独身の予定である。

なので老後は、家族もなく1人きりで生きていくつもりだ。大好きなアニメや漫画に囲まれながら暮らしていきたい。

しかし老人になってしまえば、体も思うように動かなくなること考えられるだろう。

アラサーの今でさえ、精神疾患ゆえの体調不良もあるのだ。老後は尚更ではないか?

 

そんなわけで私には『老人ホームに入居したい』という願望がある。

 

もしかしたら私の介護をしてくれる親戚が現れるかもしれないけど、介護なんて大変だろう。食事、入浴、排せつ、エトセトラ…

「親戚だから」という理由でこれらの作業をしてもらうのは、マジで大変だと思う。

というか『親戚という素人』ではなく、『介護士というプロ』の方が、クオリティも高いと思うんですよね。そのための介護士さんですよ。

 

 

閑話休題。

 

 

実際に入居できるかどうかはさておき、自分が老人ホームに入居できたとしよう。

 

ここで1つ、私が心配していることがある。

 

ボケた自分が、変なことを言い出さないか。

 

…非常に心配である。

 

なにせ私はオタクだ。常日頃から1人で妄想を繰り広げている。

Twitterでも「幼馴染の花京院典明が~」と突然言い出して、146件のツイートが連なったツリーを作ってしまった。

 

 

…この間も、普通に買い物をしていただけなのに「この緑のジャケットは典に似合うな」と思ってしまったのだ。

(今更ではあるが、私が呼んでいる「典」というのは、幼馴染の花京院典明のことである)

 

 

アラサーの今でさえ、このように妄想を語っているのである。

 

ボケた自分は、過去の自分がしていた妄想を、あたかも現実のように話し出してしまわないだろうか?

 

  

「小学生のとき、典の家で留守番をしていたときにね」

 

「岩鳶中学にいたとき、一度も会話できなかったけど水泳部の桐嶋夏也先輩が気になってたの」

 

「帝光中学校までチャリで通ってたんだけどさ」

 

「教科書を忘れたサッカー部の和泉守くんとね、机をあわせて同じ教科書を見てた」

 

「誠凛高校にいたとき、バスケ部の火神くんと付き合ってた」

 

「秀徳高校バスケ部のマネージャーをやってたんだけどね、緑間くんがすごく変わった人で」

  

「高校3年生の頃、通っていた塾の小学生クラスにいた、太鼓鐘くんっていう小6の男の子がすごく懐いてくれてね」

 

「大学の講義が終わったあと、同じゼミのジョセフと一緒に、近くのスタバでバイトしてるシーザーをからかいに行ったんだ」

 

「社会人の頃、橘真琴くんっていう大学生と初めてご飯に行ったんだけど」

 

「大学の同期のポルナレフとすごく良い感じになって結婚した」

 

「初カレの真斗くんのライブ、号泣しちゃった」

 

「ねえねえ私と仗助くんの結婚式でね、仗助くんすごい泣いちゃって」

 

「嶺二の実家のお弁当屋さんに初めて行ったとき、緊張したなぁ」

 

「承太郎と結婚したんだ」

 

「私はトキヤのお姫様で、たくさんの愛をもらったんだ」

 

「歴史を変えようとする敵をせん滅するため、刀に宿った神様たちと一緒に戦ったんだよ」

 

「レンくんから毎日花をもらって、プロポーズされたの」

 

「息子のナランチャがね!」

 

 

1人で何人分の人生を送っているのだろうか?

 

 

もはやパラレルワールドといっても良いだろう。というかパラレルワールドだよ。

 

ボケた私が話し出すことは、本当に矛盾ばかりの事柄に違いない。

 

多分だけど、ボケた私は「ポルナレフと結婚してね、典の結婚式で初めてポルナレフに出会ったんだけど、大学の同期でイイ感じだったポルナレフは卒業してから音信不通んいなって」みたいな、日本語の稚拙さが目立つフィッシング詐欺のサイトのような言葉を話し出す。

今からもうね、想像できるもんね、その様子が。

あとどんだけポルナレフいるの?

 

というか「息子のナランチャ」と言い出すのが一番怖い。隠し子発覚みたいになっちゃうじゃん。

私の死後に、親戚が「あの人に子供なんていなかったよね…どういうこと…?」と混乱してしまうかもしれない。親戚に余計な手間をかけさせてしまう。

 

いやマジで、ボケた私が「白い花が咲き乱れるあのイタリアで、まだ7歳のナランチャがママー!と叫びながら私のもとへ駆け寄ってきたから、思い切り抱き締めたんだ…あの温かい感触は一生忘れない」とか言い出したらどうしよう。私のパスポートにイタリアに渡航した履歴はないんだぞ。

 

 

こうした諸々の不安を踏まえたうえで、だ。

 

老人ホームに入るときは「これ、過去に私が考えていた妄想です」と言って、妄想の人生リストを渡した方がいいのかもしれない。

 

そしたら介護士さんも「あ~~今日はジョセフの同期なのねハイハイ」って、対応が楽になるかもしれないもんね。介護士さんのことはよく知らんのだけど…

 

 

ボケないのが一番なんだろうけど、どうなるかなんて分からない。

 

ボケた私が、二次元の男たちとの日常を語り出しても「うんうん、そうだね」って頷いていてほしいな。私は永遠に語っています。老人ホームで。