女性ってやたらスピリチュアルが好きじゃないですか?
私もそれなりに好きですけどね、メンタル疾患者の膝野まえ(@hizano_mae)です。
会社員をしていた頃、仕事があまりにも辛すぎて、とにかく救いの手がほしくてスピリチュアルにすがっていた時期があります。
とにかく私が伝えたいのは「自分を救えるのはスピリチュアルじゃないよ。自分だよ」ということ。
仕事が本当に辛かった
会社員2年目の頃、仕事が尋常じゃなく辛かったです。
どんどん増える仕事量、やったことがないのに割り当てられる仕事。
現場の空気も大変悪く、1回ミスしたら翌朝に全員の前でつるし上げられるような環境でした。
マジで地獄のような現場でしたね…
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そんな環境にいたものですから、心もどんどん病んでいきました。
会社員2年目のときはまだ精神科に通っていなかったのですが、もしもあのとき病院に行っていたら、何かしらの病名はつけられていたんじゃないかと思います。
辛かった私がすがったスピリチュアル
本当に仕事が辛すぎて、わらにもすがる思いで毎日を過ごしていました。
ちょっとしたスピリチュアルな話にもかなり食いつくほどに、心は相当重症でした。
視界がキレイだと運気が良くなる
職場の女性たちとランチをとっていると、誰かがふと言ったんですよね。
「視界がキレイだと運気が良くなるんだって。メガネをかけてる人なら、メガネを拭くと良いらしいよ」
それを聞いた私はソッコーでメガネを拭きました。
ちなみに一緒にランチをしていた他の女性社員たちも、一斉にメガネを拭き始めましたw
この日からしばらく、私はメガネを拭く回数が増えましたね…
回数が増えたというよりかは、メガネを拭くときの力の入れ方が強くなった…といった方が正確かもしれませんw
ただし、メガネを拭いたからといって運気が上がったとは思えませんでした。
まあ、メガネがキレイであることに越したことはないので、良かったといえば良かったですが笑
結婚する時期を手相で教えてもらう
当時の私は「寿退職できないかな」とボンヤリ願っていました。
どうにかして仕事を辞めたくて仕方がなかったです。
そんなに辞めたかったなら退職届を出せば良かったなと、今更ながら思いますが…
そんなある日、友人と遊びに行った先で、手相占いを見つけたんですよ。
「手相なんて面白そうだね」と言って友人と一緒に、手相を占ってもらいました。
そのときの占い師さんに言われたのが「26歳で結婚のチャンスがくる」。
私は「あと数年の辛抱だー!やったー!」とマジで浮かれました。
どのくらい浮かれたかといえば、隙あらば自分の手のひらを見つめるくらいです。
(ちなみに26歳を過ぎたけど独身のままです。)
そうそう、手相って月日とともに変わるらしいですよ。
当たるも八卦当たらぬも八卦すぎでは??
とはいえ占い師さんから「90歳まで生きますよ」とも言われたので、そこだけは強く信じてます。
追いつめられた人間はスピリチュアルにすがる
人間って、追いつめられるとマジでスピリチュアルにすがるんですね。
今になって思い返せば「そんなわけないやんけ~w」って感じですが、メガネを拭けば運気が良くなるってのは99%くらい本気で信じてました。
もうね、追いつめられてるときって、とにかく何かにすがりたいんですよ。
スピリチュアルって信じるだけで救われる部分も多いので、すがりつきやすいです。
っちゅーても決して、スピリチュアルの全てが悪いとは言えません。
考え方の勉強になることもあるだろうし。
『オーラ○泉』で美輪さんが「ほどけた靴ひもを結ばないまま走ってもポジティブとは言わない。いったん立ち止まって、靴ひもを結んでから走るのがポジティブ」と言っていたのは、なるほど…と今でも思ってるし。
番組あってるかな?
自分を救えるのはスピリチュアルじゃない
最終的に自分を救えるのって自分しかいないんですよ。
スピリチュアルは自分を支えてくれるかもしれないけど、自分を救ってはくれないんです。
自分を救うためには、自分で行動しないと変わらないんです。
本当に辛くて、もう無理だってなったら、精神科やカウンセリングに駆け込んでください 。
職場環境が悪すぎるなら、会社の人事でも良いですし。
あなたが辛いときにあなたを救ってくれるのは、あなたしかいないんです。
この記事もしかしてスピリチュアルじみてない?
ここまで書いてヤバいことに気付いたんだけど、この記事自体がもしやスピリチュアルでは!?
ま、まあ辛いときは、外部機関なりに駆け込んでほしいな…と思ったメンタル疾患の女からでした。