名古屋市を歩いていたら2時間ちかく迷子になった、膝野まえです。
愛知県名古屋市にある、熱田神宮宝物館に行ってきました。
お目当てはもちろん日本刀です。
そうです、オンラインゲーム『刀剣乱舞』に出てくる刀がね、ここにいるんですよ!!!
熱田神宮宝物館
熱田神宮宝物館とは、熱田神宮の敷地内にある施設で、たくさんの文化財が納められている博物館(資料館と呼んでもいいかも)です。
皇室、将軍、藩主といった権威ある方々や、一般の篤志家の方々からたくさんの文化財を寄せられたお館ですな。
宝物館にある国宝、重要文化財、愛知県文化財に指定されたものは178点にものぼるそうですよ。
…といってもイマイチピンとこなかったので、ためしに自分が住んでいる市の文化財を調べてみたんですよ。
そしたらうちの市にある文化財は50点くらいしかなくて、改めて熱田神宮宝物館のスゴさを痛感しました。
特に熱田神宮は、草薙神剣に縁があるということで、修蔵されている刀剣の数も多いとのこと。
そのため『名刀の宝庫』とも言われているんだとか。
確かにめっちゃあったわ。刀剣乱舞に出てきてない刀もいっぱいあったわ。(基準がなんでもかんでも刀剣乱舞)
ちなみに同じ愛知県だと、岡崎市美術博物館にも刀剣が展示されていましたね。
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刀剣乱舞に出てきた刀『太郎太刀』
超大きいんですよ。
信じられないことに長さが221.5cmもあるんです。
驚異の2m越えですよ。黒子のバスケ*1かな?
『太郎太刀』は『大太刀』という、とにかく大きい日本刀に分類されるんですけど、これは凄まじい大きさじゃないでしょうか。
以前見に行った他の大太刀『蛍丸』でさえ、100cm…つまりは1mだったんですよ?
それが2mって…おま…
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というか他の刀を生で見るとわかるけど、80cmの刀でもかなり大きいからね。
だからこそ200cm…つまり2mって何??
こんな大きいの扱える人なんて居ないですよね?と思ったら、伝承では居るらしいんですよ…
あくまで伝承なので真偽は不明なのですが、真柄直隆(まがらなおたか)という方が使っていたとされています。
いや2mの刀を振り回すってスゴすぎでしょ。
何で『太郎太刀』って呼ぶの?
真柄さんは2本の大太刀を使っていたんですけど、両方とも『真柄太刀』と名付けられていました。
でもどっちも同じ名前だと分からないから、現代でいう『1号』『2号』みたいに、『太郎太刀』『次郎太刀』と呼ばれていたらしいですね。
しかしなんと、どうやらここ数年で3本目の『真柄太刀』と思わしき刀が見つかったそうです。
その刀は『三郎太刀』と呼ばれ始めているそうな…
今後『三郎太刀』はどうなっていくのか、歴史の変化点に立ち会っているようで楽しいですね。
他にも宝物館で見た文化財
撮影不可のエリアでも、たくさんの刀がありましたよ~。
印象に残ったものだと、織田信長の実弟が寄進した刀があったことかな。
信長の実弟が残した刀というパワーワードたるや…
要は魔王の弟だもんね!強そう!
他には、重要文化財にも指定されてる『脇差 康継』。
刀身に竹の絵が彫られていてオシャレでした。
そして『三郎太刀』も飾られておりました!
『太郎太刀』と同様、例にもれなく大きかったですw
あ、あとめっちゃ大きい弓があった!
解説によると190cmって書かれていたはずです。誰が使うねんそれ。
それとも昔の人は結構大きかったというオチ?
熱田神宮内を歩いて見つけたもの
放し飼いにされているニワトリ
どういうわけか鳥が放し飼いにされていました。
…なぜ熱田神宮ではニワトリが放し飼いにされているのでしょう?
めっちゃ疑問に思ったんですけど名古屋コーチンと聞くくらいだし、そういうのが何かあるのかな…と勝手に納得して終わらせました。
敷地内にいくつもある小さな神社
熱田神宮は結構広くて、敷地内に小さい神社がいくつかありました。
健康祈願の神社もありましたよ!もちろん祈ってきました!
私の疾患も良くなるかな?笑
神隠しに遭いそうになった
小さい神社が結構あったのでウロウロしてたんですよ。
そしたら人が全然いない道に出てしまいましてね…
遠くから人のざわめき、セミの鳴き声。
そして黒いアゲハチョウが目の前を通り過ぎ…
……私がジブリの主人公だったら神隠しに遭ってるところでした。
今年28歳になる女だから何もなかったんですけどね。
行ってよかった!熱田神宮宝物館
あんなに大きいなんて思わなかった…『太郎太刀』すごい…
それに刀剣がババン!と並んでいる光景には圧倒されました。
『名刀の宝庫』と言われるのも納得です。
時期も夏だったからか、緑も豊富で自然も楽しめました。
神社も多くてTHE☆パワースポット★感が半端なかったです。(語彙力皆無)
宝物館だけなら15分程度、熱田神宮全体なら1時間弱くらいでおおよそは見れたかな~と。
また『太郎太刀』に会いたくて、翌日に「太郎太刀に会いたい…」と涙がちょちょ切れたのは内緒です。
それでは、バイビー。
*1:2009年~2014年にかけて『週刊少年ジャンプ』で連載されていたバスケの漫画。登場人物の身長が軒並みに高く、190cmオーバーもザラである。