今日は映画刀剣乱舞の公開から4日目になります。
まだ3回しか観ていません…もっと観たい…
2回目を観たときは、三日月について色々考えてみたけど、今回は薬研について色々思うところがありました。
というわけで今回は薬研藤四郎についての考察をば書いてみました。
つまりネタバレ満載だから、まだ映画を観てない人は注意してね………
薬研藤四郎についての考察
安土城で無銘と交戦したときに、無銘の正体に気付いたと思うんですよね…
刀と刀の鍔迫り合いになったときに薬研が「お前、ふざけるな」って言ってるので…
まず薬研は、本能寺で無銘と交戦した際にも「無銘には時間遡行軍の気配があまり感じられなかった」と言っている。
この時点で薬研は『無銘だけが時間遡行軍の中で異質』だということに気付いてるわけじゃないですか。
おそらく本能寺のときの無銘は、まだ時間遡行軍寄りだと思うんですよ。
でも信長が明智を襲った際に、明智が抜いた倶利伽羅江を見て、無銘は刀剣男士寄りの存在となった。
(そのあとで大太刀に、また時間遡行軍として操られてしまうわけですけども…)
無銘は一度洗脳が解けたから、以前よりも刀剣男士としての気配も強まった。
だから安土城で交戦したときに、無銘の気配が刀剣男士に近いことに、薬研は気付いた。
それで薬研は「お前、ふざけるな」と言い放ったと思うんですよね。
(刀剣男士であることに気付いたけど、そのあとは戦闘!戦闘!三日月により強制帰還!みたいに慌ただしかったから、誰にも話せなかったんじゃなかろうか)
や~、刀剣男士に近い存在がさ、時間遡行軍の味方して自分らに刃を向けてきたら、そりゃ「お前、ふざけるな」ってなるよね…
あとさ、ここがマジで一番しんどいってところなんですけどね。
焼ける安土城を見上げながら薬研が「これも守るべき歴史か」って言うの、重すぎませんか?
『信長は本能寺で死んだ』のが正しい歴史だと捉えていた薬研にとって、『信長は本当は安土城で死んだ』という事実は、かなりしんどいと思うんですよ…
えーっと、今回の任務で、まんばちゃんと薬研が明智の軍を見張るシーンがありますよね。
あのときに薬研は「信長に謀反を起こした明智は憎いけど、それも守るべき歴史だから」と受け止めたことを話していたじゃないですか。
なのに信長が死ぬ本当の原因を作ったのが、実は秀吉だったなんて、薬研にしてみては結構つらいと思うんですよ…
いわば『信長を殺したのは2人』いるようなもんじゃん。何それ鬼しんどい。
けどそれを受け止めないといけないんですよね。
なぜなら薬研は、歴史を守らねばならない刀剣男士だから。
はぁ~~~これからの薬研は『明智が信長を裏切った歴史』も、『秀吉が信長を裏切った歴史』も守らないといけないの、めちゃめちゃしんどい…
どんな気持ちで焼ける安土城を見ていたの…?
部隊の「三日月の背負ってるものをみんなで背負うぞ!」というのは確かにそうだし、胸が熱くなるけど、薬研に関しては背負うものが大きすぎてつらい…
あの本丸の薬研なら『秀吉が信長を裏切った歴史』も受け止めるんだろけども、マジでしんどい。薬研マジで強く生きて。
何度映画を観ても新しい発見がある!また映画を観なきゃ
Twitterを見ていると「4回目でようやく気付いたんですが」みたいなツイートが大量に流れているので、これはまだまだ楽しみ甲斐がある映画だと思うんですよ。
よくわかんないけど私もまた映画のチケット予約しちゃってるし…
というわけで観たらまた何か書くかも。
んじゃ。