茨城で道に迷ってたら、知らないおばあさんが道を教えてくれました。
おばあちゃん、ありがとう。
膝野まえ(@hizano_mae)です。
徳川ミュージアム(徳川博物館)で日本刀を見てきました。
焼けた日本刀とか、焼けた日本刀を再現した刀とか…!
徳川ミュージアムに行ってきた
徳川ミュージアム(徳川博物館)は、名前のとおり徳川家に関する資料が展示された博物館です。
茨城県水戸市のちょっとした山にあります。
どこの駅からも遠いので、バスで行くのが一番ラクでしょうね…
水戸駅から歩いたら足が大変なことになりました。
開館時間と入館料は?
開館時間は10時00分~17時00分。
休館日は月曜日(月曜日が祝日の場合は開館)。
入館料は、開催してる時期によって異なるようです。
私が行ったときは大人1人で1200円でした。
あと、障害者割引はないみたいですが、30人以上だと団体割引がありましたね。
刀剣鑑賞
徳川ミュージアムには、徳川家の年表や調度品が展示されていました。
でもさすがに全部は紹介しきれないから、一部の刀剣にフォーカス!
燭台切光忠
関東大震災で焼けてしまった刀、燭台切光忠。
1月にも静岡の佐野美術館で会ったね、久しぶり。
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佐野美術館のときは真正面からしか見えなかったけど、今回は真正面+茎側+(めっちゃ無理やりだけど)切っ先側も見れたのでかなりお得な感じ!
頑張ってしゃがめば裏側も見れるので裏側も見てほしいです…ハバキの溶け方が表側とは違う…
今回の燭台切光忠は刀掛けにかけられていて「ちゃんと刀なんだな…」と何目線かわからない感想を持ちました。
だってね、燭台切光忠は燃えてしまって、「人に見せるような刀じゃない」と思われていたわけですし…
ゲーム『刀剣乱舞(とうらぶ)』でブームになるまでは、展示すらされてなかったわけですし…
関東大震災で焼けたのに、約100年近く経った今でもこうして現存してるのすごい、本当に。
燭台切光忠(再現作)
「燭台切光忠が焼ける前の姿」の再現作も展示されていたので、しっかりと見てきました!
この再現作は「関東大震災で被災した水戸徳川家に伝わる刀をもう一度作ろう」という刀剣プロジェクトのもと、打たれた刀です。
刀剣乱舞がキッカケで燭台切光忠が注目されて、再現作を打とうって話になったの、本当にスゴすぎるんだよね…
本当にありがとう、当時のとうらぶプレイヤーの皆さん…(当時の私はとうらぶやってなかった)
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んで、その再現作なんですけど、まっすぐな直刃で男前な刀でした。
反りも浅くて、語弊はあるかもしれんけどピンとしてるというか。
あと打たれて数年だから茎がめちゃめちゃ綺麗!フレッシュみがある。
太刀 児手柏(再現作)
太刀『児手柏(こてかしわ)』再現作も、刀剣プロジェクトで打たれた刀。
再現作ということは、つまりオリジナルの児手柏もあるわけなんですが、今回は展示されていませんでした。
そんで、この児手柏の再現作なんですけども。
目を惹くような波のある刃文で、思わずじーっと見つめてしまいました。
波というか山というか、なんて表現すればいいんだろう?
とにかく私は「児手柏の刃文いいな」と思いました。語彙力がないなぁ…
行ってよかった徳川ミュージアム
見たい刀が見れたし、綺麗な刀も見れて行って良かったです、徳川ミュージアム。
2019年3月には展示が終わるらしいので、ギリギリだけど行けて良かった。
それにしてもきっと10年前なんかは、こうして焼けた刀を展示するなんて誰も思わなかったろうし、再現作を打とうなんて夢にも思わなかったろうし、本当に色々動きすぎでしょ…
水戸で歩きすぎて足が死んでるアラサーからでした。
【徳川ミュージアム公式サイト】
「水戸徳川家」のまとまった史料がみられる唯一の博物館 » 公益財団法人 徳川ミュージアム
【参考リンク】