まだ8月なのに秋のような気候になって驚いてる、膝野まえです。
世間は夏休みですね!私はいつだって夏休みですが。
今回は、上野にある東京国立博物館に行ってきました。目当ては日本刀です。
特に刀剣乱舞にも出てくる、厚藤四郎を楽しみにしながら見に行ってきました。
東京国立博物館に入るまで
博物館への道のり
JR上野駅に着いたら『公園口改札』に出て、横断歩道を渡ります。
目の前には何かの建物、右手にも何かの美術館…みたいな状況です。
どこに行けばええねんってなります。なりました。
しかし地面を見れば、行き先が示されている地図が描かれているので、それに従って歩くと10分ほどで東京国立博物館に着くのです!!
もし道に迷ったら、とにかくすぐ地図を探しましょう。
どこかしらに地図があるので、困ったらそれに頼るのですッ!!!笑
念のためにルートを簡単に書いておくと、駅から真っ直ぐ歩いて、公園に着いたら右に曲がってまた真っ直ぐ歩く…みたいな道順でしたw
入館について
入館するには、チケット窓口でチケットを購入しなければなりません。
チケットを購入して、入館ゲートに並び、ようやく入館できます。
障害者の入場について
障害者手帳を持っている場合は、障害者手帳がチケットの代わりになります。
なので障害者手帳をお持ちの方は、チケット窓口には並ばず、入館ゲートの列に並びましょう~。
東京国立博物館・刀剣展示コーナー
かなり数が多かったのですが、その中でも印象に残った刀剣を紹介するぜ!
全部紹介してたら日が暮れるわ!笑
刀 月山雄安国宗
がっさん!ゆうあん!くにむね!
このくらい区切って言わないと、名前を覚えられる自信がない…笑
月山雄安国宗は、地鉄(じがね)が『綾杉肌(あやすぎはだ)』と呼ばれてる刀剣で、凝視すると波打つようなかたちが見られます。
ところで展示コーナーにあった他の刀剣の中では、他に綾杉肌の刀はなかったような気が…
というわけで綾杉肌の刀剣を、ぜひここで見ていきましょう!笑
直刀(号 水龍剣)
まっすぐな刀剣!んもうピーーーンって張った糸!!!
直刀というだけあって、一切合切、反っていない刀です。
反ってないから結構古い刀かな…と思ったら、なんと奈良時代・8世紀の刀でした。マジか。
また、1000年以上前に打たれた刀が、今もこうして綺麗だということに驚きでしたね。
もちろん手入れはされているけど、1000年以上もこの形を保ったままなのって、丁寧にされてきたんだというのが伝わります。
ちなみにこの刀剣は、水龍文の金具の拵えが作られたため、『水龍剣』という号が与えられたとのこと。
太刀 一文字(号 今荒波)
荒波のような刃文を持つことから『今荒波』という号が与えられた刀剣。
展示ケースに近付かなくとも、刃文の美しさや華やかさが目立ちます。
号が与えられるだけあって、見どころはやはりあの刃文。美しい。
それにしてもあの刃文が波っぽく見えるのは、太刀というだけあって刀身が長いからでは?
もしも刀身が短かったら、波っぽく見えなかったんじゃなかろうか?
刀身が長いからこそ、揺れ動く波みたいに見えるんだろうな…
太刀 長船長光
遠くからでも、派手な刃文がスゴく目立つ笑
今荒波の刃文も華やかだったけど、長船長光の刃文はまたそれとは違った華やかさがありました。
エヴァ○ゲリオンで例えるなら、今荒波は綾波レイで、長船長光はアスカかな…笑
どちらも美少女だけど、系統は違うじゃないですか。そういうことです。
長船長光は、とにかく刃文から漂う「俺を見ろ!」感がスゴかったですね。
まさに『華やか』という言葉が似合います。
スゴく綺麗な刃文なんだけど、それを言葉で伝えきれる自信がないw
短刀 粟田口吉光(名物 厚藤四郎)
あまりにも分厚くて本当にカッコよかった。
小ぶりな刀なのに、重(かさね)*1が分厚いことから『厚藤四郎』と呼ばれているのも納得がいきます。
展示ケースを見るときは、上からじゃなくて下から見上げるような体勢で見ると、その分厚さがわかります。
みんなもぜひ、厚藤四郎を下から見上げてくください…
もちろん上から見ても分厚さは伝わるんだけど、下から見た方が分厚さがダイレクトに伝わります。
分厚さのイメージとしては、長方形の消しゴム(M○NO)くらい。伝われこの表現…ッ!
これ以外には、他の短刀に比べると茎(なかご)が長かったのも印象的でしたね。
知識をつけながら楽しめる東京国立博物館
厚藤四郎カッコよかった…
刀剣の展示コーナーには30分ほどいた気がします。
他の予定があったので早めに見てまわったのですが、もうちょっとゆっくり見る時間を作ればよかったわ…w
刀剣のコーナーには、刀剣の部位についての大きな解説もあったので、解説で勉強しながら展示を見れました。
できれば『刀剣を見る→解説を見る→刀剣を見る…』みたいに見てまわるのがオススメです!
少しでも知識をつけて刀剣を見ると、また新しい発見があって、より楽しめるので!
それでは、バイビー。
【東京国立博物館の公式ホームページ】
*1:刀身の厚さ。