メンタルヘルス系の話をしようとしても、普段はオタクのことしか考えられないから何もネタがないよぉ…
双極性障害Ⅱ型というメンタル疾患を抱えているアラサー女、膝野まえ(@hizano_mae)です。
Twitterで精神科医の先生の「こ、これは…!!」とはげしく同意したツイートがあったんですよ。
なのでそれについて、ちょっと書いてみようかと。
うつ病患者さんに「元気そうだね」って言うべきじゃないよなーって話です。
精神科医のツイートを見てはげしく同意した
【うつ病の方への禁句・まとめ】
— メンタルドクターSidow(Light Rism) (@dr_sidow) 2019年2月8日
うつ病は心の免疫力が下がっている状態です。
自覚がなくうつ病の方を傷つけてしまわないように、十分注意してくださいね🙅♂️ pic.twitter.com/DZ5fAg9dsS
このツイートの動画では『うつ病の人に対する禁句』が載せられています。
正直、どれもこれも「わ、わかる~www」と同意しかありませんでした。
中でも私が気になったのは「案外元気そうだね」というワード。
これ、本当によくわかる。
そう。いつでも元気なわけじゃないんですよね。
私は幸か不幸か(幸でしょ)最近は元気ですが、何かの拍子に一気に元気じゃなくなるときもあります。
うつ病患者は基本的に元気ではない
うつ病患者は基本的に元気じゃないです。
ときには元気に動けるときもあるけど、基本的には元気ないです。
私はうつ病じゃなくて双極性障害っていって、めちゃめちゃ大雑把にいうと気分の波が激しい病気ですが、元気じゃないときは本当に元気ないです。
考え事をすることすら億劫なときもあるし、寝返りをうつのも辛いときがあるし、暗いことばかり考えて布団の中で延々と泣いてるときもあります。
体が動かなくてしんどいときは、お風呂に入れなくなる人も多いですね。
ご飯を食べられなくなる人だっています。
それもこれも元気がないからです。
元気なときとそうじゃないときの波を繰り返しながら、元気になろうともがいてます。
それがうつ病患者です。
元気に見えるようにしてるだけ
とはいえうつ病患者は、元気じゃないけど、元気であるように見せることはできます。
他人と会うときは「相手に心配かけたら悪い」と思って、明るく元気に振る舞ううつ病患者さんも多いんじゃないかな。
いや、みなさんだって、うつ病患者に会うときに「もう死にたい…」みたいな表情で来られても嫌でしょ…
…嫌だよね!?笑
うつ病患者さんの中には、人と会う日の前後は予定を空けて、家に引きこもって、人に会うための体力を作っているという人もいます。
(だからこそ週5で働くのはかなり厳しいんだろうなーと思う)
元気じゃないからこそ、元気に見えるように努力してたりするわけです。
「元気そうだね」と言うべきでない
うつ病患者さんに対して「元気そうだね」って言ってしまうのもわかる…わかる…
予想してたより元気そうに見えると、そう言いたくもなるよね…!!
だけど、うつ病患者さんに「元気そうだね」と言うべきじゃないです。
みんな、元気じゃないなかで必死こいて生きてるんですよね。
これは別に、うつ病患者さんに限った話じゃない気もしますが…
「元気ないから話聞いて…」という友人に向かって「元気そうだね」って言うのもおかしいでしょ?
そういうレベルの話なんじゃないかなぁって。
「元気そうだね」と言われたら「日による」と答えているアラサーの女からでした。「日による」ってめっちゃ便利じゃないですか?